LiBはこのほど、「キャリア女性の結婚に対する意識調査」の結果を発表した。調査は9月10日~16日、キャリアを積んで来た女性を対象にインターネットで行われた。有効回答数は509名。
結婚後もキャリアを発展させたい女性、77%
調査ではまず、「結婚、出産してもキャリアを維持、発展させたいと思われますか?」と尋ねたところ、77%の女性が「キャリアを発展させたい」と回答した。
キャリア女性7割が「専業主婦になりたくない」
次に、仕事を辞めて専業主婦になりたいと思うか聞いた結果、「専業主婦になりたくない(69%)」という女性は7割にのぼり、理由として「自分の人生も豊かでありたいし、そのような姿を子供に見せたいとも思うから」(正社員)、「仕事は自分の好きな職業についているし、今後の目標もあるから」(パート)、「つまらなくなりそう。自分の成長がそのまま止まってしまいそうな気がする」(正社員)といった声が挙がった。
また、既婚者を対象に、結婚後も仕事を続けている人の割合を調べた結果、「続けていない」という人はわずか8%にとどまり、9割近くが結婚後も仕事を「続けている(88%)」ことがわかった。
結婚願望はあるも、婚活には消極的
次に、キャリアを積んで来た未婚女性の「婚活」についての調査を実施。まず、パートナーの有無を尋ねたところ、およそ半数が「いない(51%)」と回答。「婚活をしていますか?」という質問に対しては、8割超が「婚活していない(80.3%)」と回答した。また、「結婚したい」「子どもが欲しい」という回答が約80%もある一方で、「婚活」については消極的な人が多いということがわかった。
結婚相手に求める条件1位は「価値観が合うこと」
結婚する男性に何を求めるか尋ねたところ、「価値観が合う」「一緒に居て心地よい、安心する」「誠実」が上位となった。
最後に、結婚して良かった事・後悔した事について教えてもらったところ、「結婚して良かった事」として、「一緒にいてくれる人が居る安心感」(正社員)、「子どもを産めて育てることができたこと。宝です」(フリー/自営業)、「自分の稼ぎだけでなく、夫の稼ぎもあるので生活が多少楽になったこと」(働いていない)、「病気の時看病してくれる人がいる」(正社員)といったコメントが寄せられた。
一方、「結婚して後悔した事」としては「自由時間がなくなる。 仕事も制限ができ、好きなようにできない」(正社員)、「親戚付き合い。 葬式にまつわる田舎ならではのしきたりに従う面倒くささ」(正社員)、「お金を貯めてからするべきだった」(契約社員)、「もう少しキャリアアップしてから結婚しても良かったかな、と思う」(正社員)といった声が並んだ。