Microsoft Corporation

Microsoftは9月28日、「What's new for .NET and UWP in Win10 Tools 1.1 - .NET Blog - Site Home - MSDN Blogs」において、先週アップデートが実施された「Visual Studio tools for Universal Windows Apps」の新機能を紹介した。

紹介された主な新機能や変更点は次のとおり。

  • アプリのサイズを縮小する機能(5.3MBのアプリが1.3MBへ、10.1MBのアプリが7.9MBへ縮小化した例が掲載されている。まだリリース前の機能であるため、使用するにはユーザが明示的に機能を有効かする必要がある)。この機能はコンパイル時間の短縮化にも寄与しており、平均で30%ほど高速化するとみられている
  • .NETにおけるバグ修正

アプリサイズの縮小は、アプリ間で共有的に使用できる部分を外部に共有ライブラリのような形で保持するように変更することで実現されている。アプリのダウンロード時に必要になるライブラリも同時にダウンロードされ、アプリ間で共有される仕組みになっている。

Microsoftはこの機能を近いうちに正式な機能として有効にしたいとしており、近い段階で自動的に機能するように変更になる見通し。開発者側で特に変更は必要なく、機能有効後には自動的にこの機能が使用されるようになるものと見られる。