ヤマハ発動機は9月28日、スポーツ自転車に電動アシスト機能を融合させたスポーツ自転車ブランド「YPJ(ワイピージェイ)」を新たに立ち上げ、第一弾としてロードバイク「YPJ-R」を12月10日より発売することを発表した。

ロードバイク「YPJ-R」のトリコロールカラー(税込24万8,400円)

「YPJ-R」は、ヤマハオリジナルデザインを備えた走行性能の高いロードバイクに、欧州市場で好評を得ている小型のドライブユニット「PWシリーズ」を搭載。ヤマハ製の電動アシスト自転車の中では最軽量となる約15kg(Mサイズ15.4kg、 XSサイズ15.2kg)の車体重量を実現し、アシストのない領域でもスポーツ自転車としての快適な走行が可能となる。また、発進・加速などのシーンでは、パワフルな加速で巡航速度までスムーズにつなげる。

新開発の小型バッテリーは、走行時以外には付属のUSBアダプターによりスマートフォンなどの電子機器の充電用電源として使用することが可能。また、充電器は携行を想定したコンパクト設計となっている。ハンドル中央部のスイッチユニットにはマイクロUSBポートを装備し、別売のライトやスマートフォンなどの電子機器への給電もできる。

「YPJ-R」のスペック

カラーはトリコロール(Mサイズ/XSサイズ)、ブラック×グレー(Mサイズ)、ブラック×ブルー(XSサイズ)の3色で、フレームは軽量アルミフレーム、メインコンポーネントはSHIMANO 105となっている。1メーカー希望小売価格は税込24万8,400円(バッテリー、専用充電器、USBアダプターを含む車両価格)。販売は年間1,000台(国内)を計画している。