ロックユニット・B'zのギタリスト・松本孝弘が、TBSのドキュメンタリー番組『世界遺産』(毎週日曜18:00~18:30)の新テーマ曲を担当することが25日、明らかになった。同番組が放送開始から20年目を迎えたこと記念してのことで、10月4日の放送から流れる。
松本が書き下ろしたのは、オープニングに流れるメインテーマと、番組を締めくくるエンディングテーマの2曲。これまでも、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『すぽると!』(フジテレビ系)など、テレビ番組のテーマ曲を手掛けてきた松本だが、ドキュメンタリー番組のテーマ曲を書き下ろすのは、今回が初めてとなる。
松本のギター演奏による2曲のレコーディングは、アメリカのロサンゼルスで行われたばかり。メインテーマは、ワクワクするような好奇心を刺激する曲で、エンディングテーマは、旅情的な雰囲気を醸し出している。
松本は「このたび、自身も大好きで拝見していた番組の音楽を担当させていただきましたこと、光栄に思います」と喜びのコメントを発表。「楽曲を提供させていただくにあたり、あらためて過去のOAも含め拝見して僕なりにイメージを膨らませていきました」と制作の経緯を明かし、「この楽曲たちが、永きに渡り続いてきた由緒ある番組に、華を添えられるような存在になれればうれしく思います」と期待している。
プロデューサーの堤慶太氏も「松本孝弘さんはグラミー賞を受賞した世界的なアーティストです。その松本さんに、ワールド・ワイドな世界遺産にマッチした、すてきなテーマ曲を作っていただきました」と太鼓判。「放送20年目に、さらにパワーアップした『世界遺産』。音楽も楽しみにご覧ください」と呼びかけている。
新テーマ曲は10月4日の放送から流れ、この日の番組では、今年ユネスコの世界遺産に登録されたばかりの「明治日本の産業革命遺産」を取り上げる。