日本ストラタステクノロジーは9月17日、無停止型サーバシステムである「ftServer 2800/4800/6800」およびストレージアレイの「ftScalable G3」の提供を開始することを発表した。販売価格はftServer 2800が151万6000円~(税別)、ftScalable G3の最小稼動構成価格が320万円~(同)。

ftServer 2800のCPUはインテル Xeon プロセッサ E5-2630v3(8コア、2.4GHz)、搭載可能メモリは8GB~64GB。ftServe 4800のCPUはインテル Xeon E5-2670v3(12コア、2.3GHz)、搭載可能メモリは16GB~256GB、販売価格は税別で340万円~。ftServer 6800のCPUはインテル Xeon E5-2670v3(12コア、2.3GHz)、搭載可能メモリは32GB~512GB、販売価格は税別で597万1000円~。

各製品のディスク構成はSASディスクで300GB/600GB/1.2TB、またはSSD400GB。サポートOSはMicrosoft Windows Server 2012 R2 Standard、Datacenter Edition、Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenter Editionとなる。

12コアプロセッサを搭載することにより最大48スレッドまでをサポートし、大規模処理に対応でき、最大512GBのメモリ搭載が可能で全モデルにDDR4-1866を採用。また、ftScalable G3を組み合わせてシステム構築することにより、顧客のITシステムに連続可用性と拡張性、シンプルな運用管理を可能とした。

一方、ftScalableは最大6シャーシ、最大搭載ドライブ数は144ドライブ、最大容量(物理)は172TB(1.2TB SASディスク使用時)、86TB(600GB SASディスク使用時)、サーバーとのインターフェースは16Gb/sファイバーチャネル、10GB iSCSI SFPの混在が可能。

暗号化ディスクを採用したことでセキュアにデータを保護し、自動階層化ストレージの機能により自律的な負荷分散処理のパフォーマンスの最適化を実現。さらに、SSDリードキャッシュ機能で読み込み速度を向上し、シンプロビジョニング機能によりビジネスニーズに応じたタイムリーなリソースの確保が可能となっている。