オプティムは7日、PCやAndroid、iOSなどのマルチデバイスで画面共有できるWeb会議システム「OPTiM Cafe」の提供を開始した。無料の「Free版」と月額980円の「Standard版」を用意している。

OPTiM Cafe

「OPTiM Cafe」は、同社提供のWeb会議システム「OPTiM Meeting」をバージョンアップしたサービス。日本のほか、欧米諸国など世界154カ国で提供する。参加者は、会議主催者から発行された番号をブラウザ上で入力することで、画面共有が行える。利用登録やアプリのインストールは不要。従来のWeb会議システムの課題であった利用開始までの手順を簡略化し、手軽に画面を共有できるという。

利用手順イメージ

また、これまでは共有画面の閲覧しか行えなかった、iOSやAndroidなどのモバイル向けOSやMac OS Xでもホスト(画面をほかのユーザーに共有する)が可能となっている。そのほか、会議の参加者が双方向で画面に書き込みを行える「アノテーション機能」や、共有状態の画面を動画として記録する「録画機能」などの新機能も追加している。

iOS端末でホストを行える

料金プランは、一部機能が制限された無料の「Free版」とフル機能が利用できる月額980円の「Standard版」を用意する。同時接続数は、Free版が5台、Standard版が10台。連続接続時間は、Free版が15分、Standard版が無制限。画面共有などの機能はどちらも利用できるが、「アノテーション機能」はStandard版しか対応していない。

ホスト側の対応OSは、Windows 7/8/8.1/10、Android 5.0以降、iOS 7.0以降、Mac OS X 10.7以降。共有画面の閲覧に対応するブラウザは、Windowsの場合がInternet Explorer 10/11、Microsoft Edge、Google Chrome(最新版)、Firefox(最新版)、Macの場合がSafari 7/8、Google Chrome(最新版)、Firefox(最新版)、iOSの場合がiOS 7.0以降のSafari、Androidの場合がAndroid 4.2以降のGoogle Chrome。