モデルでタレントの藤田ニコル(17)が、27日に放送された日本テレビ系バラエティ『耳が痛いテレビ 芸能界カスタマーセンター』(19:00~20:54)で、視聴者からタメ口について批判を受け、それを擁護する共演者の言葉に涙した。

モデルでタレントの藤田ニコル

視聴者が芸能人に対して、電話で直接言いたいことが言える同番組。今回、17歳の女子高生から同じ年の藤田ニコルへ「同世代だと思われたくない」とクレームが寄せられ、電話で藤田本人に「タメ口や目上の人をバカにしている言葉遣いが、同じ女子高生としてみんながそういう風にみられるのは嫌」と伝えた。

藤田は「悪いなとは思ってるんですけど、敬語が使えないわけじゃないですよ?」と言い、なぜ敬語を使わないのか聞かれると「時々忘れちゃうから」と藤田らしく返答。共演者から「すばらしい」という声も上がった。

そして、共演者が次々に藤田を擁護。何回も共演しているという東野幸治は「おバカやなとか、舌足らずで漢字があまり読めれへんなとか思うけど、テレビに出るキャラとしていいような気もするんです」と意見した。

スピードワゴンの小沢一敬は「今日楽屋にあいさつに来てくれたんですけど、礼儀正しかったですよ」と明かし、「こうやった方が盛り上がると思ってやっていると思う」と擁護。女子高生が理解を示した上で「今後生き残っていくためには…」と話し出すと、「生き残っていくかどうかは藤田さんが決めるよ」と言って納得させた。

GENKINGも「タメ語もファッションもひっくるめてにこるん」とコメント。「敬語を使ってても影で悪い人だったり、見た目だけいい人をいっぱい見ている」と言い、「にこるんはそのまま直さなくていい。まんまでにこるんだから、変えちゃうと良さが出ない」と伝えると、藤田は「うれしいです。GENKINGさんありがとうございます」と涙を浮かべた。

さらに、博多大吉も「全員に好かれる必要はない」「藤田ニコルさんが17歳だからといって、世の中の17歳が全員こうだとは思っていません。変わった人が出てくるのがテレビなんですよ」と意見。「お客さまの周りにまずいないタイプだと思いますし、僕の学校にもこんな子はいませんでした」と爆笑を誘い、「そういうのを見ながらみんなであーだこーだ言うのが、テレビの楽しみ方なのかななんて思ったりもします」と語った。

藤田は最後に「私も全員から好かれて生きているわけじゃない。お客さまみたいな意見の方もいると思うし、でもその分、私を好きって言ってくれる人が一人でもいれば私は頑張るんで」と伝え、「良かったら興味あったら好きになってください」と話しかけた。