米Googleは8月18日(現地時間)、TP-Linkと共同で開発したWi-Fiルータ「OnHub」を発表した。同製品は、Google StoreやAmazon.comで購入することが可能で、数週間後に出荷される予定。価格は199.99ドル。

Googleが発表したWi-Fiルータ「OnHub」

Googleは、OnHubについて、「さまざまなデバイスが混在する環境の中で Wi-Fi接続をスムーズに、高速に、簡単に利用できる新しいタイプのルータ」と説明している。

具体的には、混み合っていないチャンネルを自動的に検出し、接続を中断せずに切り替え、円筒形のデバイスに搭載したアンテナ13基が、室内のさまざまな方向に信頼性の高いWi-Fi接続を提供するという。また、自動更新機能により、常に最新機能やセキュリティ アップグレードを入手することが可能。

設定は、iOSおよびAndroid版の「Google On」アプリを使って行える。同アプリでは、帯域幅が最も必要なところにより多くの帯域幅を確保したり、問題が発生したら接続速度のテストを行ったりできる。

「Google On」アプリの画面

サイズは15.4 x 190.4 x 104.5mmで、重量は0.86kg。ネットワークの規格は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth Smart、802.15.4、Weaveに対応している。