トライステージは8月4日、ロックオンと協業しインフォマーシャルやTVCMの影響によりWebでの購入に至る消費者の動向をリアルタイムで可視化できる新たな効果測定サービスを開発すると発表した。

これまでTV通販の購買ルートはコールセンター経由での購買が大半を占めており、マーケティング効果を把握することは容易にできた。しかし、PCやスマートフォンの普及により、通販番組の影響を受けWebでの購入を行うというように、購買に至る経路は多様化しており、正確なマーケティング効果を把握するのが困難になってきている。

トライステージは今回、インフォマーシャルやTVCMの枠単位でのオフライン購買経路データと、Webの広告効果測定ツールであるアドエビスのオンライン購買経路データを組み合わせ、今まで把握できなかったTV通販から購買に至るまでの、メディアをまたいだ消費者の動向「クロスチャネル・カスタマージャーニー」を可視化できる新たな効果測定サービスを、ロックオンと共同で開発する。

トライステージとロックオン 連携イメージ

同協業により、TV通販マーケティングの正確な効果測定が可能になり、高速で最適なPDCAサイクルの実現と、投資対効果の改善につながることが期待できる。また、トライステージでは、同効果測定サービスを活用し、広告出稿予算配分最適化の提案も行う予定。

同サービスは、3カ月後のリリースに向け開発を進めていくという。