ソフトバンクは7月31日、世に出ていない革新的な技術・ソリューションを一般から募集し、優れた案件と共同での商用化を検討するプログラム「SoftBank Innovation Program(ソフトバンクイノベーションプログラム)」を開始すると発表した。
ソフトバンクにとっては、公募によるソリューション開発は初の試み。広く一般から案件を募集し、1次選考を通過者にプロトタイプ開発の費用やテストマーケティング実施の環境などを提供する。
その後の最終選考で通過した案件には、ソフトバンクの販路での消費販売を展開する。また、グループ企業のSprint CorporationやBrightStar Corp.などと連携し、海外市場での展開の可能性もあるとしている。
募集テーマは、家電製品や設備機器などをインターネットと接続して制御する住居「スマートホーム」とインターネットと常時接続している自動車「コネクテッド・ビークル」のほか、「デジタルマーケティング」「ヘルスケア」の計4部門。
応募はSoftBank Innovation Program公式サイトにて受け付ける。募集はすでに始まっており9月30日まで実施する。応募資格は法人に所属していることで国籍は不問。ただし、東京または米国・シリコンバレーでの面談が可能であることが条件となる。
8月19日の16時より東京・汐留にあるソフトバンク本社ビルで、応募者および応募予定者向けの説明会を行う予定だ。