Boxは7月27日、Airbnb(エアビーアンドビー)、LinkedIn(リンクトイン)、Spotify(スポティファイ)、Twitter(ツイッター)、Zenefits(ゼネフィッツ)の5社が安全なクラウドコラボレーションの促進とモバイルからの情報アクセスの実現のため、Boxを導入したと発表した。

Boxは世界47,000以上の企業・組織で、セキュリティに優れたコンテンツプラットフォームとして導入されている。今回新たにBoxを導入した企業以外にも、すでにCisco(シスコ)、eBay(イーベイ)、Avago Technologies(アバゴ・テクノロジー)、Flextronics(フレクストロニクス)、Symantec(シマンテック)などで導入されているという。

今回の導入で、AirbnbはBoxを文書および画像などのコンテンツを一元的に管理し、従業員の生産性向上を図るツールとして、社内全体で活用する考えだ。AirbnbのグローバルIT部門責任者マイク・ジェニングス氏は、「Box導入により、従業員は必要な書類への常時アクセスが可能になる」と見解を示している。

またLinkedInは、全従業員がBoxを利用できるようにし、社内外のコラボレーションを促進。メディアチームで大容量のファイルを共有していく。

SpotifyはBoxを利用することで従業員が多数の部門間で迅速かつ容易に文書を作成し、その文書の一元的な管理や、安全な共有とコラボレーションを同時に実施可能にすることを目指す。

Twitterではパーソナルドライブの代替としてBoxを活用。社内外の関係者とのコラボレーションによって従業員のプロジェクト管理を合理化する考えだ。

Box共同創業者兼CEOのアーロン・レヴィ氏は、「組織と協働して、従業員の情報へのよりよいアクセスを可能にし、社内全体の生産性向上を主導するツールとしてBoxが選ばれたことを嬉しく思う」と述べている。