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カスペルスキーは7月24日(米国時間)、「法人向けメールセキュリティ製品「Kaspersky Security for Linux Mail Server」の 最新バージョン8.0.1.721を提供開始|カスペルスキー」において、「Kaspersky Security for Linux Mail Server」の最新バージョンの提供を開始したと伝えた。10ユーザの最小構成で2万7900円(税別)での提供とされている。

「Kaspersky Security for Linux Mail Server」はマルウェアやフィッシング・サイトへのリンクなどを含んだスパムメールをブロックする機能を提供している。LinuxおよびFreeBSDをサポートする。今回発表された新しいバージョンでは次の点が機能強化されている。

  • コンテンツフィルタリングに添付ファイル削除機能を追加
  • バックアップした複数のメッセージを一括配信する機能を追加
  • サポートOSにCentOS-7、Red Hat Enterprise Linux 7、SUSE Linux Enterprise Server 12、FreeBSD 9.3/10.1を追加
  • Apache 2.4のサポートを追加

メールはマルウェアへの感染やフィッシング・サイトへの誘導などにおいて依然として有効な手段として活用されている。こうした攻撃に悪用されるメールは進化を続けており、一見しただけでは正常なメールなのかそうでないのかの判断が難しくなってきている。セキュリティ・ソフトウェアの導入はそうしたリスクを軽減するうえで一定の効果が期待できる。