日本ティブコソフトウェアは7月28日、アナリティクス・プラットフォーム「TIBCO Spotfire」の最新バージョンである「TIBCO Spotfire 7 日本語版」を発売開始したと発表した。

「TIBCO Spotfire」は、企業が有している大量のデータを分析して、これまで認識できていなかった隠れたビジネスの傾向をあぶり出し、データを経営資源として活かすためのノウハウを搭載した高性能分析ツール。最新版となる「TIBCO Spotfire 7 日本語版」には新たに、どんな切り口で図表化すればデータに隠れた傾向値が明らかになるかを、いくつかのおすすめのビジュアル・パターンを表示することによってガイダンスしてくれる「レコメンデーション・エンジン」が搭載された。実際の生のデータを用いた複数のビジュアルがわずか数十秒で生成され、選択肢が一斉に提示されるため、分析プロセスで強調すべきデータの側面を常にインタラクティブかつ直感的に決定していくことが可能となる。

「レコメンデーション・エンジン」による自動ガイダンス機能

また同バージョンでは、操作画面を自由にカスタマイズできるデザインツールが追加された。作業を担うダッシュボードおよび分析アプリケーションの画面デザインなどを、用途に応じて簡単に切り替えたり、カラーリングを自由に組み合わせたりすることが可能なため、社内プレゼンテーションや顧客への提案時など、さまざまなステージに応じて最適なデザイン・パターンから選択を行うことができる。