NTTドコモは17日、スマートフォンやタブレット端末などに書いた言葉や文章を翻訳するサービス「ひつだん翻訳」を発表した。9月上旬よりトライアル提供を開始する。

「ひつだん翻訳」イメージ

「ひつだん翻訳」は、タブレットなどに書いた言葉や文章を、ドコモが開発した翻訳サーバーを利用して翻訳するサービス。英語、中国語(簡体字)、韓国語、フランス語の4カ国語と日本語の翻訳を利用できる。手書き文字に加えて、イラスト機能や写真の読み込み機能を備えており、手書きで描いた地図にコメントを加えて道案内をするといった利用を想定している。

ドコモではこれまで、端末に話しかけた言葉が翻訳される「はなして翻訳」など会話を中心としたコミュニケーション方法を提供してきたが、雑音の多い屋外での利用時に正確に翻訳できないケースや、会話だけでなく、手書き文字やイラストなどの筆談での翻訳サービスを利用したいというユーザーの声が多く、「ひつだん翻訳」の開発に至ったという。 対応機種はAndroid 4.3以降。トライアル料金は無料。