大日本印刷(DNP)は7月15日、家にあるものをチェックしながら、簡単に買い物メモが作れるスマートフォン(スマホ)アプリ「DNP買い物支援アプリ レシーピ! あるかうメモ」の提供を開始した。

同アプリは、スマホでレシートを撮影するだけで手軽に支出管理が行える「DNPレシート読み取り家計簿アプリ レシーピ!(以下、レシーピ! )」の姉妹サービス。家にある食材や製品を確認しつつ、今後買い足すものを決められるため、無駄のない効率的な買い物が可能になるという。

「DNP買い物支援アプリ レシーピ! あるかうメモ」概要

具体的には、同アプリ上で、既に保有するものや買ったものは「あるもの」メモに、これから購入するものは「かうもの」メモに入力。店頭では、「かうもの」メモを見ながら商品を購入し、メモの内容にチェックを入れると、翌日には自動的に「かうもの」メモから「あるもの」メモに移動される。レシーピ! と組み合わせて利用すると、レシート経由で登録した買い物の履歴を一括で「あるもの」メモに登録することも可能だ。

また同アプリでは、「あるもの」メモにある食材をもとに、数千点の献立の中から、短時間で簡単に作れるものを中心に提案する機能も提供。その献立を作るために買い足しすべき食材がある場合は、それらをまとめて「かうもの」メモに登録することができる。

そのほか、予測変換機能や写真メモ機能、メモ内容の並び替え機能、アラーム機能などを搭載。iOSとAndroid搭載の端末にて、無料でダウンロード可能となる。

「DNP買い物支援アプリ レシーピ! あるかうメモ」機能イメージ

同社は今後、「レシーピ! あるかうメモ」で得られる買い物前の情報と、「レシーピ!」で得られる買い物後の情報を分析し、更なる利便性の向上を図るほか、幅広い業種の企業に対し、マーケティング情報や生活者への広告配信、来店促進の接点を提供し、2017年までに15億円の売上を目指す。