右目の変調を訴えていた格闘家の角田信朗(54)が11日、自身のブログを通じ、精密検査の結果を「中心性漿液性脈絡網膜症で間違いないとの事でした」と報告した。
6日付のブログで「なんだか右目がボヤけてまばたきすると半透明のクラゲみたいなのが視野の真ん中にいてそいつが右目にフィルターをかけた様になって片眼ずつ開けてみると明らかに右の視界が暗いのです」とつづっていた角田。網膜に水がたまる中心性漿液性脈絡網膜症の疑いがあると診断されたため、精密検査を受けていた。
角田は11日付のブログでその結果を公表すると、「視力は(今のところ)落ちていない」としながらも、「濃いフィルターが中央に被って左右極端に度数の違うコンタクトレンズを入れたような感覚になっています」と現在の症状を説明。視神経が通っている箇所であるためレーザー照射の治療は行わず、経過観察しながら自然に治癒するのを待つという。
また、「強度の高いトレーニングが必ずしもこの眼病の原因とはなり得ないそうで中高年のハードなお仕事でストレスを溜める人に多いそうですが」と診断内容を伝えつつ、「心地好く汗を流すエクササイズならまだしも持てる力を絞り出して絞り出して絞り出すトレーニングなら眼圧が上がってそれも≪ストレス≫となり得るでしょう」という自覚も。
それでも「一方で≪常識≫や≪普通≫に拘っていたら出せることが出来ない世界もまたあってそこには常にリスクが付いて回ります」とし、「ボクはこのまま挑戦を続けますよ」「神様はそれが出来る者にしか挑戦はさせませんからね」とあらためて決意表明した。
角田は今月3日、9月26日にグアムで開催される「日本・グアム親善 国際ボディビル選手権大会」に選手として出場することを発表。今回の不調はその直後だったため、後日のブログでは「何でここでつまずくかなぁ…」と心境を吐露していた。