ベクトルとBS-TBSは7月6日、ストーリープレイスメントの手法を用いたタイアップ映画製作事業「ストーリープレイスメントフィルム」を、両社の共同事業として発足することを発表した。

同事業は、「ストーリープレイスメント」という手法を用いて、BS-TBSが企業・商品・サービスを伝達するタイアップ映画を製作し、その映画をベクトルがPRによって広めることで、低予算にて最大限のPR効果の獲得を図るもの。

従来から用いられるプロダクトプレイスメントとは、商品を映画内で露出させるものだが、ストーリープレイスメントでは、ストーリーそのものを商品やサービスと連動させ、映画を観た人がより深く企業・商品・サービスについて理解を深めるよう、ストーリー構成からアウトプットまで一貫してプロデュースするという。

また、映画製作による話題創出に加えて、映画のPRとして完成披露試写会や初日舞台挨拶を実施することで、広告換算値約5億円以上の露出が見込まれると両社は説明する。

なお、両社は同事業の第一弾として、PR会社を舞台に、主人公が仕事のやりがいや楽しさ、大変さを学びながら成長を遂げていくコメディ映画「東京PRウーマン」の公開を発表。観客がストーリーを通じてPRという職業への理解を深めるよう制作したという。



さらに、第二弾として、アパート経営によって資産運用に成功し、お金持ちに上り詰めたサラリーマンのサクセスストーリーを描く「アパリーマン」の制作が決定。インベスターズクラウドの協力のもと、同社の持つアパート経営のサービスやノウハウを伝達する作品となる。