ソフトバンクとソフトバンクロボティクスは7月3日、感情認識型のパーソナルロボット「Pepper」の7月販売分1000台の申し込み受付を7月31日午前10時より開始すると発表した。

Pepperの申し込みは個人と法人のどちらでも可能で、Webサイト上のみで予約を受け付ける。購入には、専用のWebサイトで仮登録をすると、後日、登録先の住所にソフトバンクから返送用キットが届き、本人確認書類などを返送する。

ソフトバンクでは書類を確認次第、購入者に発送する。商品が手持ちに届くまでにかかる日数は、予約申し込み後1週間程度だという。

個人での購入の場合、本人確認書類に記載されている住所以外には商品の送付ができない。法人の場合では、法人契約に必要な書類(登記簿謄本/現在事項証明書/印鑑登録証明書)または公共料金証明書に記載されている住所への送付となる。

申し込み完了後のキャンセル、返品/交換は原則受け付けない。手続きには期限を設け、それまでに申し込みが完了しない場合や審査結果の内容によっては、申し込みの権利を失う可能性がある。

開発環境(Choregrapheなど)およびライセンスキーに関する案内は、ロボットを初回設定する際に、利用者のアルデバランアカウントに紐付くメールアドレスに「ALDEBARAN Robotics SAS」から案内メールを送信する。

料金は本体価格が19万8000円。そのほか基本プランと保険パックの両方に加入する必要がある。基本プランは、1万4800円の36カ月払い、保険パックは9800円の36カ月払いで、どちらも一括払いでの支払いにも対応する。

なお、ソフトバンクの発表によると6月分の販売台数の1000台は、申し込み開始後、1分で完売したという。8月分の受付は、決まり次第案内をするとしている。