アドビ システムズ(アドビ)は6月30日、Jストリームと連携し、マルチデバイス動画配信プラットフォーム「Adobe Primetime」のテクノロジーを活用したサービスの開発と、日本における販売を強化していくことを発表した。

「Adobe Primetime」とは、Adobe Marketing Cloudを構成する8ソリューションの1つで、視聴者がどのコンテンツをどのように視聴しているかを把握できるプラットフォーム。独自の視聴者データ管理が可能になるため、広告在庫の価値上昇につなげることができる。

また、テレビ放送局やケーブルネットワーク、サービス事業者向けに提供するマルチデバイス動画配信プラットフォームとして、著作権管理された動画コンテンツをあらゆるデバイスに配信し、有料視聴や広告挿入などで収益を生み出すことも可能。既に、アメリカやフランスの大手放送局やケーブルテレビ会社が導入し、配信を行っているという。

今回のJストリームとの連携では、Jストリーム独自の配信ネットワークやサポート体制と、Adobe Primrtimeのテクノロジーを組み合わせることにより、動画コンテンツの収益化を実現する新サービスを開発し、日本のテレビ放送局やコンテンツプロバイダーにサービス展開する予定だ。