映画『ミニオンズ』(7月31日公開)のLAプレミアが現地時間27日、ロサンゼルスのダウンタウンにて開催され、大悪党スカーレット・オーバーキル役の吹き替えを担当する天海祐希と、同役を担当するアカデミー賞女優サンドラ・ブロックとのツーショットが実現した。また、真田広之も登場し、自身初のナレーションを務めることが発表された。

サンドラ・ブロック(左)と天海祐希(右)のツーショットが実現

LAプレミアでは、天海は背中を大胆に露出したラルフローレンの赤いロングドレス、新キャラクターのティナ・ネルソン役の藤田彩華は、黄色いTシャツにオーバーオール、頭にはゴーグルといったミニオンファッションで登場。そして、真田広之も姿を現し、英語版でアカデミー賞男優であるジェフリー・ラッシュが務めるナレーションを担当することが発表された。真田がアニメーションの吹き替えを担当するのは、1985年の『カムイの剣』以来30年ぶりで、自身初のナレーションとなる。

そして、天海と真田の元に、サンドラ・ブロックと、スカーレット・オーバーキルの夫・ハーブ役を演じるジョン・ハムが登場。真田からサンドラとジョンに「僕がスモウレスラー役で、彼女(天海)が日本のスカーレットです」とあいさつすると、サンドラは「初めまして!」と笑顔を見せ、ジョンも「ここでみんなに初めて会えたんだね!」などと話した。

また、サンドラから天海に「お会いできてうれしいわ。プレミアは楽しいから!」と話しかけ握手する場面もあり、「吹き替えは楽しかった? いつも不機嫌で意地悪な感じでいられるのって楽しいわよね(笑)。私は結構好きだったわ」などと会話が繰り広げられた。天海は「世界的に有名で素晴らしい女優さんなのに、フランクに話してくれて、温かく迎えてくれたのでとてもうれしかったです」と感激のコメントを寄せている。

米国版では悪党スモウレスラー役を、日本版ではナレーション役を務める真田は、「英語で出演するのは初めて。まさかこういう役が自分にくるとは思っていなかったので驚きました。日本人の役だから日本人に声をかけてくれたというのがうれしくて」と悪党スモウレスラー役についてコメント。ナレーション役に関しても、「アニメーションの声の吹き替えは本当に久しぶりだったのでうれしかった」と喜んでいる。

本作は、『怪盗グルーのミニオン危機一発』シリーズで人気の、バナナが大好物な謎の生物・ミニオンが主役の映画。ミニオンたちが現在の最強のボス・怪盗グルーに会うまでを描き、ミニオンたちの誕生の秘密や、悪党のボスの仲間にならないと生きがいをなくしてしまうという生態の秘密が暴かれる。

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