今さら人には聞けない"ビックデータ"を一から学べるイベントが開催

第9回システム管理者感謝の日イベントシステム管理者のための夏期講習 2015 エンジニア魂に火をつけろ!

日本最大規模の会員数を誇るシステム管理者による「システム管理者の会」は、7月10日に東京都千代田区で「システム管理者のための夏期講習 2015」を開催する。「システム管理者の会」は、2014年3月現在で13,000人を越えるシステム管理者の会員を有する。ITシステム運用を支えるすべての人達の役割と価値の創造をモットーに、スキルアップのための講座やイベントの開催など積極的な活動を行っている。

「システム管理者のための夏期講習」は、2007年から毎年開催されており、今年で9回目のイベントになる。今回は、「エンジニア魂に火をつけろ!」と題し、"ビックデータ"をテーマに、3つの講演が用意されている。

1つ目の講演は、アイズファクトリー専務取締役 COO 岩﨑哲氏により「ビッグデータ活用を成功に導く組織連携 -データの管理から活用へ-」と題し、アイズファクトリーが手掛けた300を超えるデータマイニングプロジェクトの経験から、具体的なビックデータ活用事例について語られる予定だ。

2つ目の講演は、リクルートテクノロジーズ ITソリューション統括部ビッグデータ部 IDポイントビッグデータインフラグループ池田英哲氏により「リクルートのビッグデータ活用基盤とデータ活用に向けた取組み」と題し、リクルートのビジネスモデルとそれを支えるビッグデータ活用基盤を紹介するとともに、データを格納するだけではなくシステム管理者の目線から発信する意義について訴える。

3つ目の講演は、組織学会、経営行動科学学会会員金坂秀雄氏による「コミュニケーションをデータ化する -組織ネットワーク分析とビッグデータ-」と題した講演が予定されている。同講演では、企業で働く人にとって、もっとも身近な組織である"職場"の人間関係をデータ化し、分析してビジネス上の成果につなげるという研究をベースに、職場で働く人にセンサーをつけ、取得した大量のコミュニケーションデータから、成約率の向上に直結する要素を検出した事例などを踏まえた興味深い内容となっている。