ベリサーブは6月8日、システム開発時における開発ドキュメントの検証を支援する「開発ドキュメント検証支援サービス」の提供を開始したと発表した。

同社は、長年のソフトウェア検証の経験をとおして収集してきた「テスト観点」や、テスト仕様書以外から検出された不具合をもとにした「レビュー観点」を保有しており、これらのデータをナレッジとして、開発ドキュメントの記述内容を自動検証(レビュー)する独自ツールを開発。同サービスでは、この独自ツールにより開発ドキュメントを自動検証したうえ、検証技術者が精査し、検証結果報告書および指摘一覧表を提供する。

開発ドキュメント検証の対象となる分野は、組み込み・デジタル家電製品、インフラ設備製品、エンタープライズシステム、EC サイト・コンシューマサイト、制御機器、自動車・航空宇宙関連、パッケージアプリケーション。

対象となる開発ドキュメントの種類は、要求仕様書・要件定義書、各種仕様書、基本設計書、ユーザ向けマニュアルとなっている。