Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは6月4日(米国時間)、「Google Chrome Blog: Better battery life for your laptop」において、WebページにおけるFlashコンテンツの動作をインテリジェントに判断して停止する機能を追加したと発表した。これは画面の中央に配置されたビデオ再生などのメインコンテンツに関してはそのまま動作させ、それ以外のFlashコンテンツの動作を停止させるという機能。これまでFlashコンテンツによって大幅に電力を消費していたようなページで、大幅なバッテリーの減少の改善が期待できると説明がある。

この機能が導入されたのは最新版のベータチャンネルのChrome。この機能はデフォルトで有効になっている。この機能の有効と無効の切り替えは設定ページから実施できるようになっており、Pluginsの「Detect and run important plugin content」をチェックすることで有効化できると説明されている。

この機能によって必要なFlashコンテンツまで停止してしまったとしても、クリックすることですぐに動作するという。Google Chromeチームは向こう数カ月にわたって電力消費を改善する取り組みを続けるとしている。