マイクロソフトは6月1日、Windows 10の提供を7月29日に開始することを発表したのに伴い、同社の公式サイトでWindows 10の仕様を公開した。サイトでは、システム要件、削除される機能、エディション別のアップグレードについて、説明されている。

システム要件は、以下のようになっており、3月時点ではディスプレイの解像度は800×600ピクセルと発表されており、変更されたことになる。

プロセッサ 1 ギガヘルツ(GHz)以上のプロセッサまたはSoC
メモリ 32ビット版は1GB、64 ビット版は2GB
ハードディスクの空き容量 32ビット版OSは16GB、64 ビット版OSは20GB
グラフィックスカード DirectX 9以上(WDDM 1.0 ドライバー)
ディスプレイの解像度 1024 x 600

Windows 7 Home Premium、Windows 7 Professional、Windows 7 Ultimate、Windows 8 Pro with Media Center、Windows 8.1 Pro with Media Centerからアップグレードする場合は、Windows Media Centerが削除される。

Windows 7では、デスクトップ ガジェット、プリインストールされていたソリティア、マインスイーパー、ハーツの各ゲームがWindows 10 のインストール時に削除される。新しいバージョンのソリティアとマインスイーパーとして、「Microsoft Solitaire Collection」 と「Microsoft Minesweeper」 がすでにリリースされている。

アップグレード後のエディションは、「Windows 10 Home」「Windows 10 Pro」「Windows 10 Mobile」のいずれかになる。Windows Update を利用して Windows 10 にアップグレードする際は、 Windows 7/8.1のいずれも最新バージョンにしておく必要がある。

エディション別のアップグレード

なお、発表時点で、、Windows 10においてCortanaを利用できるのは、米国、英国、中国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインのみとなっている。