ASUSは1日、Androidタブレット「ZenPad」を発表した。7インチの「ZenPad 7.0」、8インチの「ZenPad 8.0」、「ZenPad S 8.0」、10.1インチの「ZenPad 10.1」の4機種が用意されている。価格や発売日についてはアナウンスされていない。

「ZenPad S 8.0」など4機種が発表された

「ZenPad」はどの機種も共通して、画面補正技術「VisualMaster」を搭載しており、テレビのハイエンドモデルのような画像処理が可能だという。また、「ZenPad 10.1」には専用のキーボードユニットが、「ZenPad 8.0」には専用のケースやアクセサリーが用意されている。

それぞれの主な仕様は以下の通り。

ZenPad 7.0

「ZenPad 7.0」には、Wi-Fiモデルの「Z370C」、3Gモデルの「Z370CG」が用意されており、他の機種と比べ、ローエンドモデルに位置づけられている。

「ZenPad 7.0」

OSは、Android 5.0。CPUは、Intel Atom x3-C3200(クアッドコア)。内蔵メモリは1GB/2GB。ストレージは、8GB/16GB。ディスプレイは、7インチIPS液晶ディスプレイ(1,280×800ピクセル)。サイズ/重量は、高さ約189mm×幅約110.9mm×厚さ約8.7mm/約272g。Z370Cは、背面に500万画素、前面に30万画素のカメラを内蔵。Z370CGは、背面に500万画素/800万画素、前面に30万画素/200万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は13Wh。通信面では、Z370CGがWCDMA(850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz)、EDGE/GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションは、Black、White、Aurora Metallicの3色。

ZenPad 8.0

「ZenPad 8.0」には、Wi-Fiモデルの「Z380C」、LTEモデルの「Z380KL」が用意されている。

「ZenPad 8.0」

OSはAndroid 5.0。CPUは、Z380CがIntel Atom x3-C3200(クアッドコア)、Z380KLがQualcomm MSM8916(クアッドコア)。内蔵メモリは1GB/2GB。ストレージは、8GB/16GB。ディスプレイは8インチIPS液晶ディスプレイ(1,280×800ピクセル)。サイズ/重量は、高さ約209mm×幅約123mm×厚さ約8.5mm/約350g。Z380Cは背面に500万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。Z380KLは背面に500万画素/800万画素、前面に200万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は15.2Wh。通信面ではZ380KLがLTE(800MHz/850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz/2100MHz/2600MHz)、WCDMA(850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz)、EDGE/GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションは、Black、White、Aurora Metallicの3色。

ZenPad S 8.0

「ZenPad S 8.0」には、ハイエンドモデルの「Z580CA」、ローエンドモデルの「Z580C」が用意されている。Wi-Fiモデルのみで、LTEモデルは用意されていない。また、1,024段階の筆圧感知が可能なスタイラスペン「Z Stylus」の入力をサポートする。

「ZenPad S 8.0」

OSはAndroid 5.0。CPUは、Z580CAがIntel Atom Z3580(クアッドコア)、Z580CがIntel Atom Z3530(クアッドコア)。内蔵メモリは、Z580CAが2GB/4GB、Z580Cが2GB。ストレージは、Z580CAが16GB/32GB/64GB。Z580Cが16GB/32GB。ディスプレイは、8インチIPS液晶ディスプレイ(1,536×2,048ピクセル)。サイズ/重量は、Z580CAが高さ約203.2mm×幅約134.5mm×厚さ約6.6mm/約298g、Z580Cが高さ約203.2mm×幅約134.5mm×厚さ約6.9mm/約317g。両モデルとも背面に800万画素、前面に500万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は15.2Wh。通信面では、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションはBlack、Whiteの2色。

ZenPad 10.1

「ZenPad 10.1」には、Wi-Fiモデルの「Z300C」、3Gモデルの「Z300CG」、LTEモデルの「Z300CL」が用意されている。

「ZenPad 10.1」

OSはAndroid 5.0。CPUはZ300Cが、Intel Atom x3-C3200(クアッドコア)、Z300GCがIntel Atom x3-C3230(クアッドコア)、Z300CLがIntel Atom Z3560(クアッドコア)。内蔵メモリは、Z300Cが1GB/2GB、Z300CGが1GB、Z300CLが2GB。ストレージはZ300C、Z300CGが8GB/16GB/32GB、Z300CLが8GB/16GB/32GB/64GB。ディスプレイは10.1インチIPS液晶ディスプレイ(1,280×800ピクセル)。サイズは各モデルとも共通で、高さ約251.6mm×幅約172mm×厚さ約7.9g。重量は、Z300Cが約500g、Z300CG、Z300CLが約510g。Z300Cは、背面に200万画素/500万画素、前面に30万画素/200万画素のカメラを内蔵。Z300CGは背面に200万画素、前面に30万画素のカメラを内蔵。Z300CLは背面に500万画素、前面に200万画素のカメラを内蔵する。バッテリー容量は18Wh。カラーバリエーションはBlack、White、Aurora Metallicの3色。

通信面では、Z300CGがWCDMA(850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz)、EDGE/GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。Z300CLは、LTE(700MHz/800MHz/850MHz/850MHz/850MHz/900MHz/1800MHz/1800MHz/2100MHz/2500MHz/2600MHz)をサポートする。そのほか各モデルとも共通して、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。

(記事提供: AndroWire編集部)