Tagetik(タゲティック)は5月28日、日本支社を近日中に立ち上げ、中堅規模から大規模企業を対象としたコーポレートパフォーマンス管理(CPM)ソフトウェアを今後日本市場に投入していくことを発表した。

同社は現在、主要なコンサルティングパートナー、SIパートナー、および販売代理店との戦略提携を進めており、日本国内の企業/組織、海外支社に対して製品を販売していく予定で、すでにSiemens VAI Metals Technologies、Marubeni-Itochu Steel America、Toyota Tsusho Africaなど、日本企業の海外拠点への導入が進んでいるという。

同社の共同CEO、マヌエル・ベルティーニ(Manuel Vellutini)氏は、「タゲティックでは、顧客の財務/運用プランニング、連結管理、業績予想/見込み、ディスクロージャ、コンプライアンス、そしてレポーティングに関する要望に応えるための支援を行っている。日本はCPMソフトウェアにおける最も大きな市場の1つ。私たちの統合型財務パフォーマンスプラットフォームは、クラウドあるいはオンプレミスを問わず、複雑かつ包括的な要件を持つ財務関連部門向けに開発されている。今後は信頼性の置ける日本の各コンサルティングパートナーやSIパートナーと協業し、タゲティックのソリューションを日本市場に普及させていきたい」 とコメントしている。

なお、日本支社の責任者は、同社のアジアパシフィック担当マネージングディレクタであるカール・モアントレ(Karl Mouantri)氏が務めるとしている。