アイドルグループ・乃木坂46が、7月スタートのテレビ東京系ドラマ『初森ベマーズ』(毎週金曜24:12~)に総出演することが22日、明らかになった。乃木坂46は、ドラマ初主演となる。
同作は、寂れた下町に住む少女たちが、思い出の公園を守るために、経験者のいない弱小ソフトボールチーム「初森ベマーズ」を結成し、強豪チームに戦いを挑むというスポ根青春ドラマ。同じ枠で、AKB48総出演の『マジすか学園』を生み出した秋元康が企画・原作を手がけ、魔球やアクロバティックなプレーなど、劇画的な要素が加わる作品となる。
ソフトボール未経験の主人公・ななまる役を演じるのは、西野七瀬。西野は「AKBさんの『マジすか学園』みたいに、乃木坂のメンバーでドラマができたらいいねってよく言っていたので、うれしいです」と喜びのコメント。ほとんどのメンバーがソフトボール未経験者のため、早速練習に励んでいるが、「結構、筋肉痛になります!」と、普段のダンスとは異なる運動に苦戦しながら挑んでいるようだ。
対する強豪チームのキャプテン・キレイ役を演じるのは、実際にソフトボール経験者である白石麻衣。西野同様、メンバーでのドラマ出演を喜びながら、「ソフトボールはチームプレーなので、メンバーや周りのスタッフさん方と心を一つにして、最高のチームですてきな作品ができるよう、精いっぱい頑張りたいと思います」と抱負を語っている。
テレビ東京の濱谷晃一プロデューサーは、未経験者たちの練習風景に「初めてキャッチボールをする姿を見たときは、あまりの下手さに腰を抜かしそうになってしまいました」と振り返る。しかし、そんな素人たちが練習を通して奮闘する姿を見て「まさにドラマの『初森ベマーズ』そのものだと感じました」と手応えを感じ、そうした頑張りが「視聴者の皆さんにも伝われば」と語っている。
脚本は、小峯裕之、根本ノンジ。監督は、鈴村展弘、西海謙一郎、元木隆史が務める。
(C)「初森ベマーズ」製作委員会