米Googleは13日(現地時間)、Windows版Chrome向け拡張機能の提供を「Chrome Web Store」に制限する規定を全てのWindowsチャンネルに拡大し、またMac版Chromeにも適用すると発表した。

Chromeの設定を密かに書き替えるなど悪質な拡張機能が出回っていたことから、昨年5月にGoogleはWindows版Chromeの拡張機能をChrome Web Storeにホスティングさせることを義務づけた。新規定の効果は大きく、不要な拡張機能の削除に関するサポートへの連絡が75%も減少したという。しかしながら、悪質な拡張機能は根強く残り、開発チャンネルでは開発者が新規定をオプトアウトできることを悪用し、ユーザーを開発チャンネルに引き込んでインストールさせる拡張機能が現れた。そこでユーザー保護を徹底するために、13日よりWindows版Chromeの全てのチャンネルに拡張機能のホスティング規定を拡大する。またMac版Chrome向けの拡張機能についても、今年7月から全てのチャンネルでChrome Web Storeのホスティングを義務づける。

Chrome Web Store