グレープシティは5月11日、Microsoft Excelや、Microsoft Accessといったオフィス製品とSalesforceなどのクラウドサービスをノンプログラミングで接続することができる「CData(シーデータ)」シリーズに新製品を追加したと発表した。

新製品は、Facebook APIをサポートした「CData for Facebook 2015J」と、Excelシートをそのままデータソースとして用いることができる「CData for Excel 2015J」の2種6製品。

CDataシリーズは、ノンプログラミングでSalesforceなどのクラウドサービス上のデータを直接Excelで利用したり、汎用的なデータ接続方法で簡単に接続したりできる「データ接続ツール」のブランド。Web APIによるコーディングは不要で簡単にクラウドサービスとデータ接続ができるため業務部門のユーザーからシステム開発企業での利用まで幅広いビジネスシーンで活用できる。

「CDataシリーズ」概要

たとえば、ExcelにSalesforceを接続する製品では、Salesforceで管理している商談データをノンプログラミングでExcelシートに表示して分析したり、ExcelからSalesforce上の商談ステータスを変更したりすることができる。

また、システム開発企業で利用する場合には、ADO.NET Providerで複数のサービスと接続できるサブスクリプション形式のライセンスも新たに用意。既存のWindows業務システムをSharePointやGoogle Apps、Facebookなどのクラウドサービスと連携させたいというユーザー企業各社の要件に低コストで応えるものとなっている。