鹿児島市交通局の新交通局舎・電車施設の移転オープンにともない、5月から市電の一部電停名が変更された。あわせて市電1系統の経由地の表示も変更され、これまでの「交通局前経由」から「騎射場経由」となった。
新交通局舎・電車施設は5月1日、鹿児島市上荒田町に移転オープン。最寄りとなる旧神田(しんでん)電停は「神田(交通局前)」に変更され、乗務員の交代も同電停にて行われるようになった。新局舎の3階に市電・市バスの資料展示室が設置され、6月から電車の整備工場や変電所など施設見学(事前予約制)も可能に。電車運転を体験できるイベントも計画中だという。
同日に鹿児島市立病院も新交通局舎・電車施設の隣接地に移転開院しており、最寄りの旧たばこ産業前電停は「市立病院前」に変更された。あわせて1系統の旧市立病院前電停が「甲東中学校前」に、旧交通局前電停が「二中通(にちゅうどおり)」にそれぞれ電停名を変更。市電1系統(鹿児島駅前~谷山間)は「騎射場経由」と表示され、市電2系統(鹿児島駅前~郡元間)は従来通り「中央駅前経由」の表示で運行されている。