東京電力は5月8日、リクルートおよびロイヤリティマーケティング(以下、LM)とWebサービスの開発とポイントサービスの提供に関する業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。
今回の業務提携により、約2000万世帯の顧客基盤を有する東京電力、日常生活やライフイベントに関連したサービスを多数展開しているリクルート、全国に6951万人の会員と79社(2万3000店舗)の提携事業者を有する共通ポイントサービス「Ponta」を展開しているLMが、2016年1月以降、エネルギーと住まいを中心にした新たなWebサービスやポイントサービスを提供する。
基本合意の主な内容として、東京電力の「暮らしのプラットフォーム(仮称)」にリクルートが展開中のWebサービスを連携するほか、新たなサービスを共同開発し、日常生活や住まいに関わる付加価値の高いサービスを2016年1月以降順次提供する。
東京電力は、ポイントサービスの提供に向けて、LMが運営する共通ポイントサービス「Ponta」と提携し、電気の契約など、東京電力の各種サービスの利用に応じて、ポイントがたまるサービスを2016年1月以降順次提供する。
リクルートの発行するリクルートポイントは2015年冬にPontaポイントに変更する予定のため、東京電力のポイントサービス開始時期には、現在のPonta提携店舗に加え、リクルートのWebサービス(じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレモールなど)も利用先として拡充し、より利便性が向上したポイントサービスを実現する。