スケールアウトは4月21日、デジタルインファクトと共同で、大手インターネット広告主1,000社を対象に「スマートフォンDSP 利用動向調査」を実施し、その結果を発表した。
これによると、大手インターネット広告主1,000社のうち、国内主要スマートフォン向けDSPを導入する企業は201社で、導入率20.1%。このうち、複数のDSPを導入する企業は、全体の55.2%となる111社で、導入経験のある企業の過半数が複数のDSPを利用していたことが明らかとなった。
また、業種別導入率では、人材業界が70.6%と最も高い割合に。次いで、専門小売業(27.8%)や教育業(25.9%)、メディア業(24.6%)となったほか、流通・小売業や官公庁・団体、運輸・倉庫業界では、導入率が1割を下回った。
なお、同調査は、2015年2月に実施され、ソフトウェア利用による情報収集や公開情報の収集により調査を行ったものとなる。