FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDプロジェクトは4月15日、「FreeBSD 10.2 Release Process」をアップデートし、FreeBSDの次期安定版リリースとなる「FreeBSD 10.2-RELEASE」のリリーススケジュールを2ヶ月間前倒しした。当初、10.2-RELEASEは2015年11月のリリースが予定されていたが、新たなスケジュールでは8月31日にリリースのアナウンスが予定されている。

リリースの主な日程は次のとおり。

  • 7月03日 コードフリーズ開始
  • 7月10日 BETA1ビルド開始
  • 7月17日 BETA2ビルド開始
  • 7月24日 BETA3ビルド開始
  • 7月31日 RC1ビルド開始
  • 8月07日 RC2ビルド開始
  • 8月14日 RC3ビルド開始
  • 8月21日 リリースビルド開始
  • 8月31日 リリースアナウンス

FreeBSDプロジェクトは2016年7月に次期メジャーアップブレードバージョンとなるFreeBSD 11.0-RELEASEのリリースを予定している。11.0-RELEASEはサポート方式がブランチサポートに変更され、最低でも5年間のサポートが計画されている。

現在、10系でシステムを運用している場合、8月にリリースが予定されている10.2-RELEASEへのアップグレードが1つの目標となるが、より長期にわたり運用していくには、早期の段階で11系へ移行して、11系でアップグレード作業を実施していくのも選択肢となる。