TechWave「アプリ博2015」が、3月23日、お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで開催されました。「アプリ博」は、ビジネスに活用できるスマートフォンなどのアプリや、開発支援サービスを一同に集めた展示交流会で、4回目を迎えます。今回は来場者から関心が高かったサービスをピックアップしてお届けしたいと思います。

参加者に沸く会場内の写真

アプリで職業体験

こちらのコンテンツでは、ケーキ作りを体験できます

「アプリ版のキッザニア」を目指しているという「職業体験ごっこ遊び」アプリ。未就学児(0~6歳)を対象に、仕事の工程を体験することで様々な仕事に興味・好奇心を持てるよう設計されています。リリースから1年半で100万ダウンロードを達成し、iTunesなどのレビューでも高い点数を記録。支持されている理由の一つに、親からの需要が高いことを挙げられていました。すでにファミリーレストラン大手のガストを始め、4社とタイアップしています。コンテンツは追加されていくので、今後企業とのコラボレーションも増えていくとのこと。期待できます。

声の文字起こしで会話をサポート

かなりの精度で読み取っているのが分かります

聴覚障がい者がミーティング・会議の場に参画できるよう開発されたのが、UDトーク。音声認識を使い、アプリやPCへリアルタイムに文字情報を送り、会話や講演を文字化します。 また、UDトークはマルチプラットフォームの考え方から複数デバイスに表示することができ、 PC・タブレット・画面間の連携がシームレスになっているのも、魅力的な機能のひとつ。

実際使ってみるとかなりの精度で変換され驚きました。不完全な文言はアプリを通じてその場で修正できるので、正確なログを記録することができます。

今後はビジネスシーンを想定して、議事録機能を法人・組織に販売していきたいと意気込んでいました。

取材を終えて

「最強のビジネス交流空間」を謳うだけあり、アプリ運営者向けの支援サービスの展示が目立った印象を受けました。加えて、スタートアップの企業は少なく、大企業やその関連会社、サービスも登場して半年から1年以上経っているものが多かったです。参加者は、アプリに関わっている人が多く、自分のプロダクトに巻き込めないか説明を真剣に聞いていました。これからもますます伸びる分野につき、要注目です。

記事提供:gooスマホ部

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