A/Bテストツールとグロースハックのクラウドソーシングサービスを提供する米Kaizen Platformは4月6日、IT・エンジニアリング分野に専門特化した人材サービスを行うパソナテックが運営する、エージェント型クラウドソーシングサービス「Job-Hub(ジョブハブ)」と協業し、グロースハッカーの育成や就労支援コミュニティ形成の支援を行っていくと発表した。
グロースハッカーとは、企業やサービスの評価指標の設定を把握して、Webサイトのユーザー導線、キャッチコピーボタンの色を変更するというようなユーザーインターフェイスの改善を高速に繰り返しながら、Webサイトの効果や収益を高め、企業やサービスを急成長させる仕掛け「グロースハック」を仕掛ける人の総称。
Kaizen Platformでは、これまでもグロースハッカーの育成を目的に、グロースハックのコツを伝える講座を開催してきた。今後は、働く時間や場所を自由に選択できるクラウドソーシングサービス「Job-Hub」を通じた多様な働き方の支援を行うパソナテックとの協業により、勉強会開催やネットワーク作りを積極的に展開。「Job-Hub」に登録するクリエイターのなかからグロースハッカーを全国規模で創出し、2015年12月までにグロースハッカー100名の就業を目指すという。
4月1日より、グロースハッカーのキャリア形成やネットワーキングを目的とした勉強会を開催するほか、5月以降グロースハックの体験会もJob-Hub主催で実施する予定。