FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDプロジェクトは4月1日(米国時間)、「New 2015Q2 branch|FreeBSD Mail Archives」において、2015年第2四半期版のPorts Collectionブランチを作成したと伝えた。4月10日頃には、このブランチをベースとしたパッケージの提供が開始される見通し。

2015年第2四半期版ブランチにおける主な変更点は次のとおり。

  • pkg 1.4.12を採用
  • MySQLのデフォルトバージョンを5.6へ変更
  • PHPのデフォルトバージョンを5.6へ変更
  • Python3のデフォルトバージョンを3.4へ変更
  • Rubyのデフォルトバージョンを2.1へ変更
  • Firefox 37.0 / Firefox ESR 31.6
  • Chromium 40.0.2214.115
  • Ruby 2.1.5
  • GCC 4.8.4
  • GNOME 3.14.2

FreeBSDプロジェクトは、四半期ごとにブランチを作成してパッケージの提供を実施している。FreeBSD 10.0-RELEASE以降、パッケージは基本的に週に1回のペースで最新版が提供されているが、こうした頻繁なアップデートでは運用ポリシーと合致しないケースもある。四半期ごとのパッケージ提供は、こうしたパッケージのアップデートよりも長いペースでのアップデート実施を求めるシーンでの利用が想定されている。