Betanews - Technology News and IT Business Intelligence

BetaNewsは3月25日(米国時間)、「Software vulnerabilities up 18 percent in 2014 and Microsoft isn't to blame」において、2014年に報告されたセキュリティ脆弱性の数は2013年と比較して18%増加していると伝えた。

同記事で発表している2014年に脆弱性が最も多く存在したソフトウェアのランキングは以下のとおりだ。

  1. Google Chrome (504)
  2. Oracle Solaris (483)
  3. Gentoo Linux (350)
  4. Microsoft Internet Explorer (289)

また、オープンソース・ソフトウェアがバンドルされたプロダクトからオープンソース・ソフトウェアの脆弱性が発覚するケースにも言及がされている。オープンソース・ソフトウェアはライセンスによっては取り込みやバンドルが容易であることからさまざまなプロダクトで活用されており、こうしたソフトウェアの脆弱性は多くのプロダクトに影響を与えることになる。

報告される脆弱性の数は年々増加しており、今後も同様の傾向が続くと見られる。そのため、企業や組織は新たな脆弱性が発見された場合、対処を行う際の優先順位を検討しておくとともに、どのような手順でアップデートや回避策の適用などを実施するのかをあらかじめ検討しておくことが推奨される。