ビズリーチが運営する20代向けレコメンド型転職サイト「careertrek(キャリアトレック)」は、30代以上の一般ビジネスパーソン1,459人を対象に「20代のうちに読むべき本」についてアンケートを実施した。
今回の調査は、平均年収974万円のビジネスパーソンを対象に実施した。「20代のうちに読むべき本」を挙げてもらったところ、1位は「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー)、2位は「マネジメント」(ピーター・F・ドラッカー)、3位は「人を動かす」(デール・カーネギー)だった。
「7つの習慣」を選んだ理由について聞くと、「個を高めるための総合的な参考書の中で一番お薦め(40代男性)」「よい人生を送るための一番の方法だと思う(30代男性)」「幅広い内容になっているので、じっくり読んで自分と比較するにはとてもよい(40代男性)」などが挙げられた。
「マネジメント」については「マネジメントの本質が理解できる(40代男性)」「組織・社会における自分の振る舞いを考え、応用できる気付きがまとまっている(40代男性)」「上司の苦労が理解できる(40代男性)」などのコメントが寄せられた。
「人を動かす」を選んだ理由は「ビジネスは人との繋がりであり、人と接する際の普遍的なあり方を示している(30代男性)」「テクニックではなく、人と仕事をする際の原則論を知れる(30代男性)」「経営者が人を動かすにはどのように考えるか、行動するかが具体的に書かれている(40代男性)」といったものだった。
選ばれた本は、マネジメントや人と仕事をする際の原則論などビジネスの本質を学べるベストセラーが多かった。5位の「論語」(孔子)、8位の「孫子の兵法」(守屋洋)、10位の「孫子」(孫武)、「三国志」(陳寿)など、上位20位には、歴史書や歴史にもとづく小説、哲学・思想書も数多くランクインしている。