アイシン精機は、イタリア・ミラノで4月14日~19日に開催される世界的なデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2015」(ミラノサローネ)に出展し、「Imagine New Days」をテーマに最新のセンサー技術によるパーソナルモビリティの紹介や幻想的なインスタレーションを行うことを発表した。会場は、ミラノ・トルトーナ地区の「スーパースタジオ・ピュウ ラウンジ」。
同社のミラノデザインウィークへの出展は、昨年に続き2回目の出展となる。今年の出展テーマ「Imagine New Days」は、「これからの人の暮らしを考えていこう」というデザインプロジェクトだ。同社の技術者/デザイナーと世界的に活躍するクリエイターとのコラボレーションによる2種類のパーソナルモビリティを紹介するほか、幻想的なインスタレーションを展開する。
ミラノと東京を拠点に活動するデザインユニット「伊藤節+伊藤志信」とのコラボでは、同社の高度なセンサー技術を採用し、公共空間と室内空間という2つの異なる側面から「移動」にアプローチし、心と身体から暮らしを豊かにするための新たな可能性を提案する。一方、千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター"fuRo"とのコラボによって開発された、3輪構成、1人乗りの電動小型モビリティ「ILY-A」を紹介するということだ。
また、アーティストのクワクボリョウタにより、自動車部品とロボットアームを用いて幻想的な空間を作り上げ、同社の創造力を表現するインスタレーションを展開するという。
なお「ミラノデザインウィーク」は、イタリア・ミラノにて毎年4月に開催される、世界最大規模のデザインの祭典「インターナショナル・サローネ・デル・モービレ(ミラノ国際家具見本市)」の略称(「ミラノサローネ」とも呼ばれる)。昨年は1,300以上の企業・団体が出展し、国内外から約31万2千人の来場者が訪れるなど、最先端のデザインやインテリアが集まる国際的なイベントとして、世界の注目を集めている。54回となる今年は4月14日~19日に開催される。