MuseScoreチームは3月24日(米国時間)、「MuseScore 2.0 Released!|MuseScore」において、MuseScoreの最新版となる「MuseScore 2.0」の公開を伝えた。MuseScoreはオープンソースで開発が進められているマルチプラットフォームの楽譜作成および再生ソフトウェア。Windows版、Mac OS X版、Linux版のバイナリが提供されているほか、それ以外のプラットフォームにも移植されている。
「MuseScore 2.0」は4年間にわたる開発の成果物とされており、特にUIが大幅にブラッシュアップされた点がポイントとされている。主な改善点は次のとおり。
- 連続ビューの導入
- ダイナミックテキストスタイルの導入
- レイアウトの改善
- プレイバックの改善
- MIDIインポートの改善
- ユーザビリティの改善
MuseScore 2.0は1つ前のバージョンとなる1.3系と楽譜データに互換性があるとされているが、完全に互換性があるわけではなく、読み込み後に手動での修正が必要なケースも見られる。MuseScoreはオープンソースで開発が進められている楽譜ソフトウェアの中では特に機能が豊富で、さまざまなユーザによって活用されている。