インテージは3月20日、インターネット広告・Webサイト評価のための大規模プラットフォーム「Ad Trace Panel(アドトレースパネル)」を構築し、4月1日より提供を開始すると発表した。

同プラットフォームでは、マーケティングリサーチ業界最大規模のインターネット調査モニター「マイティモニター」をベースに、100万人規模のCookieパネル(パソコン:30万人 モバイル:75万人)を実現し、小規模なインターネット広告のキャンペーンについても効果測定が可能となる。

効果測定の仕組み

また、Cookie情報に基づきログデータを収集することで、実行動ベースでのインターネット広告接触者やWebサイト訪問者に対して、ブランド認知やクリエイティブ評価などのアンケートを行い、保有する属性を利用してターゲット層に合った切り口で集計分析できる。

さらに、同社のSCI(全国個人消費者パネル調査)を基盤に、同一対象者からWebサイト閲覧やテレビ視聴情報に関するデータを収集するi-SSP(インテージ・シングルソースパネル)とセット利用することで、テレビCMとインターネット広告のクロスメディア施策評価と、インターネット広告に関する細かな粒度での評価を統合的に実施し、低コスト・ワンストップで対応可能になるという。