ヤマハ発動機はインテックス大阪で開催された「第31回大阪モーターサイクルショー2015」にて、"スポーツマルチ"用途に応える「MT-09 TRACER」、生誕30周年を迎えた「セロー」アニバーサリーモデルなどを展示した。

大阪モーターサイクルショーのヤマハブースに展示された「MT-09 TRACER」(写真左)と「セロー250 30th Anniversary Special Edition」(同右)

「MT-09 TRACER」は、同社が進める二輪車事業の新たな取組み「基本プラットフォームをベースにしたバリエーション展開の拡大」の国内第1号となるモデル。「Sport Multi Tool Bike」のコンセプトで開発され、「MT-09」と基本骨格を共有しながら、ツーリングシーンにおいてスポーティかつ快適な走行性を備えた多機能なバイクに仕上げたという。

受注期間限定モデル「セロー250 30th Anniversary Special Edition」も展示。市街地からオフロードまで走行可能なロングセラーモデルの生誕30周年を記念し、「アクティブ・カジュアル・アウトドア」のコンセプトの下、カモシカをイメージしたグラフィックやビビッドなオレンジのラインを採用した。4月15日に発売され、受注期間は10月末までとなっている。

大阪モーターサイクルショーのヤマハブースでは、MTシリーズやBOLTシリーズをはじめ、「TRICITY125」「TMAX530」なども出品された。3月27~29日に開催される「第42回東京モーターサイクルショー2015」でも、「ドラマを創ろう。JAPAN CRUISING」をテーマにこれらのモデルが展示される予定だ。あわせてオリジナル短編アニメ「Master of Torque シーズン2」(3月27日にグローバルコンテンツとして公開)の告知も行われる。

「大阪モーターサイクルショー2015」ヤマハブースのおもな出展車両