NTTデータグループのコンサルティング会社であるクニエは3月17日、エンタープライズ向け RDBMS「SAP Adaptive Server Enterprise」を活用したアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)への環境移行サービスの提供を開始すると発表した。

同サービスは、企業が既存システムをAWSに移行する際、オンプレミスの既存システムに含まれるRDBMSをAWS上に構築したSAP ASE環境に移行するもの。

具体的には、「事前作業」「ソースシステムのDBサイズファイルの作成」「ターゲットシステムの作成処理」「ソースシステムのデータエクスポート」「ターゲットシステムのデータインポート」「事後作業」などが提供される。

対応可能な変換元のRDBMSは「Microsoft SQL Server」と「Oracle Database Serve」。

サービス導入の効果として、従来のRDBMSの総コストに比べ20~30%下回ることが見込め、安価なシステム構成を検討することができるという。