4月からTBSとMBSの深夜枠で放送される俳優・山田孝之主演ドラマ『REPLAY&DESTROY』の主題歌が、ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)の「Planet of the Apes / 猿の惑星」に決定したことが16日、明らかになった。アジカンがドラマ主題歌を担当するのは、「ループ&ループ」(2004年)以来2度目となる。また、余貴美子、井戸田潤(スピードワゴン)ら追加キャストも決定した。
同作は、男3人のシェアハウスを舞台に、映画監督を目指す日本一偉そうなフリーター・横山要(山田孝之)とその仲間たちが、周囲で起こる気になる出来事や悩める他人に無理やり関わり、何かが変わる瞬間に立ち会っていくという物語。2011年に「au LISMO Channel」で配信されて話題となった携帯ドラマが、テレビシリーズとして復活するもので、1話完結の"世直し的"ストーリーが展開される。
アジカンの起用は「ドラマの世界観に負けない“アーティスト”と言う事で独特な雰囲気を持つアジカンに!!」との理由で決定。「Planet of the Apes / 猿の惑星」は、重厚で攻撃的なサウンドが『REPLAY&DESTROY』の世界観にマッチする。ボーカルの後藤正文は、ドラマについて「乾いているけれど愛がある作品」と評価し、「いろいろな場所でいろいろな感情が尖りまくっているような時代ですけれども、音楽や表現がその角に紙やすりをかけて回るような、そういう化学変化をこのドラマと起こせたらうれしい。なんか、深夜のそういうの、好きです」と期待を寄せている。
また、主人公のルームメイトである大学院生役に林遣都、宅配会社勤務の筋肉男役に阿部進之介、3人の部屋に出入りするハーフの女子高生役に小林涼子という前作のキャストに加え、主人公の同級生で区役所職員役の中村倫也の出演がすでに発表されていたが、追加キャストが決定。今どきの女子高生"JK"役は、若手女優の萩原みのり、伊藤沙莉、北山詩織が務め、今作ならではのキャラクターである「界隈の有名人(レアキャラ)」として、余貴美子、菅原大吉、我修院達也、井戸田潤(スピードワゴン)、佐藤仁美、角田晃広(東京03)、ANI(スチャダラパー)、神谷浩史(声優=声のみの出演)という、ベテラン俳優からお笑い芸人、アーティスト、声優まで、幅広いジャンルの個性派が集結する。
さらに、各話に登場するゲストとして、吹越満、大和田伸也、吉沢悠、増田朋弥、石橋けい、市川しんぺー、手塚とおる、中川大志、中別府葵、篠原ともえ、笛木優子、山中崇、諏訪太朗といった実力派俳優陣も登場。監督・脚本は『荒川アンダー ザ ブリッジ』『大人ドロップ』の飯塚健が務め、プロデューサーいわく「個性の強い人たちが集まったヤバいドラマ」を盛り上げる。
ドラマの放送は、TBSが4月28日スタートで、毎週火曜25時11分~。MBSは4月26日スタートで、毎週日曜24:50~。このほか「auスマートパス」「auビデオパス」でも独占配信される。
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