エクスペディアジャパンはこのほど、20代~60代の男女500人を対象に実施した「アジアンフードに関する調査」の結果を発表した。
まず、旅行の際に現地の料理や食事が食べたくて計画をすることがあるか聞いたところ、72%が「ある」という考えを示した。年代別で見ると、若い年代であるほどグルメを目的に旅に出ていることも判明し、20代では89%にものぼった。また、旅行先を決める際に重視するポイントについても、グルメは2位となっている。
アジアンフードの中で好きな料理について尋ねたところ、「好き」と回答した割合が最も高かったのが台湾(81%)であった。続いて2位には、同じく人気が上昇している香港(74%)、3位には韓国(73%)がランクインした。
20代と60代で好みの差が最も出たのは韓国で、20代では8割以上が好んでいるのに対し、60代では6割弱となった。次いでインド、タイが続いた。また、これまでグルメを目的として行ったことのある国について質問すると、韓国が81%で1位となっている。
続いて、男女別に最も好きなアジア料理について尋ねると、男性は中国料理、女性は韓国料理という結果になった。理由について聞くと、男性の中国料理では味の濃さや脂の量、肉の量が上位となった。女性の韓国料理に関しては、ヘルシーであることが最も多い理由となり、次いで野菜の多さや海鮮の多さが挙げられた。
1週間の海外旅行で、何日目から日本食が食べたくなるか聞いてみると、40%が食べたくならないと回答した。また、旅行の後に恋しくなる日本食について尋ねると、1位は寿司、2位はおにぎり・ご飯、3位はラーメンとなった。ちなみに「ラーメン」と回答したうちの7割は男性であった。