石田大成社とその子会社となるDS Labは3月3日、デジタルサイネージ新製品「Easy Writer」を3月下旬より販売開始すると発表した。

「Easy Writer」利用イメージ

同製品は、スマートフォンやタブレット端末にて専用のアプリを利用することで、コンテンツの制作やサイネージとのデータ連動が可能。同アプリを使用せずとも、データを保存したUSBメモリーを挿すことでサイネージ構築を実現する。

アプリで行うコンテンツ制作は、既存のデジタルデータ利用のほか、スタイラスペン(推奨)を使用することで、手描き文字や絵の挿入も簡単に行うことができる。手描き時の筆跡がそのままアニメーション化されるため、アナログ感あふれるコンテンツ表示が可能だ。

一度作成したコンテンツは随時保存され、呼び出して再利用することもできるほか、テンプレートとしての登録も実現。初期出荷時においてもさまざまなテンプレートを用意する。

また、同製品は、Androidボードを内蔵した24インチ・ディスプレイで構成し、そのほか提供備品は、「ディスプレイ単体」か「ディスプレイ+イーゼル」「ディスプレイ+ポール型スタンド」「ディスプレイ+壁掛けブラケットパターン」という4パターンから選択することができる。

ディスプレイ+イーゼル

ディスプレイ+ポール型スタンド

ディスプレイ+壁掛けブラケット

販売価格は、ディスプレイ単体のみで15万円前後の見込み。同社は初年度、1000台の導入を目指す考えだ。