マルハニチロはこのほど、「食生活と健康に関する調査」の結果を発表した。同調査は1月21日~23日、全国の15歳~69歳の男女を対象として実施。1,000名の回答を得た。

食の好みや作法に無頓着な女性は少数派

食生活の相性がパートナー選びに直結

同調査では食生活と健康に関するさまざまな項目を調査しているが、未婚者486名を対象として行った項目「食と恋愛・結婚/食に関するエンタメについて」では、食生活や食習慣がパートナー選びに深く結びついている可能性をうかがわせる結果となった。

まず、将来のパートナー(パートナーになって欲しい人)に関して、食に関する事柄をいくつか提示し、「どの程度気にするか」を聞いた。

その結果、「気にする」(非常に気にする、やや気にするの合計)と答えた人の割合は、項目別に「食の好み…どのようなものが好きか」では男性56.8%、女性84.4%が、「好き嫌いの多さ…好き嫌いがどのくらいあるか」では男性60.4%、女性82.1%が、「食べ方…箸の持ち方やきれいに食べられるか」では男性61.2%、女性80.7%が、それぞれ「気にする」ことがわかった。

男性はいずれの項目も6割前後だったが、女性では各項目とも8割以上となり、女性は男性よりも「食の相性」がパートナー選びに影響することが見て取れた。

一方、「料理の腕前…どのくらい料理ができるのか」については、男性の70.9%が「気にする」としたのに対し、女性は46.8%となり、男性のほうが高かった。ただし、「男性の料理の腕前を気にする女性」も半数近くいることがわかった。

また、「美味しいお店の情報量…どのくらい美味しいお店を知っているか」を気にするのは、男性28.7%、女性25.7%と、男女とも3割以下にとどまった。

健康的な生活を送っていそうな有名人、1位はタモリ

「美味しんぼ」が2位以下を引き離して1位

全回答者である1,000名に、「好きな料理・グルメ漫画」を聞いたところ、1位は「美味しんぼ」(31.5%)、2位は「クッキングパパ」(17.6%)、3位は「孤独のグルメ」(12.2%)、4位は「ミスター味っ子」(11.3%)、5位は「味いちもんめ」(10.7%)だった。職業別にみると、学生(中学生・高校生含む)では「食戟のソーマ」(18.6%)が全体に比べ高く、「美味しんぼ」と並んで1位だった。

「タモリ」と健康的な食生活を結びつける人が多い

また、「健康的な食生活を送っていそうな有名人」を聞いたところ、1位は「タモリ」、2位は「松岡修造」、3位は「イチロー」、4位は「加山雄三」「速水もこみち」の名前が挙がった。