コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月23日、2月17日~2月19日に警察庁がファイル共有ソフトを使用した著作権法違反事件の一斉集中取締りを実施したと発表した。

警察庁は、全国38の府県が計133箇所を捜索。著作物コンテンツであるアニメ、漫画、楽曲、映画、ゲーム、ビジネスソフトなどをShareなどにアップロードした40人を著作権法(公衆送信権侵害)違反などで摘発した。

ファイル共有ソフトなどを使用した警察庁の著作権法違反の一斉集中取締りは、2009年の初実施から今回で6回目となる。

なお、ACCSは「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」が実施する啓発メールの送付活動にも参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対して、ファイルを削除するように呼びかけている。