LINEは2月17日、同社の投資ファンド「LINE Life Global Gateway」を通じて、ポケットメニューへ出資すると発表した。

LINE Life Global Gatewayは、O2O、EC、決済、メディア、エンターテイメント領域のサービスを展開する事業者を支援する投資ファンドとして9日に設立。ファンドとは異なるものの、10日にはトークン決済・ウェブペイの子会社化も発表している。

出資先となるポケットメニューは、2013年7月より、ミシュラン三ツ星の"龍吟"や、"アロマフレスカ"など、有名料理人やシェフが足繁く通うレストランのみを厳選し、掲載するレストラン予約決済サービス「ポケットコンシェルジュ」を提供しているスタートアップ企業。

また、大多数の提携店舗がオンラインの事前決済に対応するなど、「ポケットコンシェルジュ」を通じて新たな顧客体験を実現させている。

今後、LINEは、ポケットメニューの展開を資金面で支援。ポケットメニューは、「ポケットコンシェルジュ」や当該サービス提携店舗を対象に、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」、ビジネスアカウント「LINE@」、その他、タクシー配車サービス「LINE TAXI」を始めとするLINE関連サービスとの機能連携などを行っていく