女性向け転職サイトを運営するLiBと、オンライン英会話サービスを提供するレアジョブは共同で、キャリアアップを望む女性約600名を対象に、「グローバルな人生」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査期間は2014年1月8日~12日。

女性が働きやすい国、1位は「スウェーデン」

「女性が働きやすいと思う国はどこだと思いますか?」

先進国・ASEAN36ヵ国で「女性が働きやすいと思う国はどこだと思いますか?」と質問した結果、堂々の第1位は「スウェーデン(21.4%)」だった。2位には女性管理職比率が最も高い「アメリカ合衆国(17.6%)」が選ばれたが、3位「ノルウェー(11.3%)」、4位「フランス(9.1%)」、5位「デンマーク(5.1%)」と続き、北欧を中心としたヨーロッパ諸国が上位を占める結果となった。

おかしいと思う日本のビジネス習慣とは!?

「おかしいと思う日本独特のビジネス習慣は?」

続いて、「おかしいと思う日本独特のビジネス習慣」について尋ねたところ、最も多かった回答は「決定が遅い(35.0%)」で、次いで「年功序列・終身雇用制度(19.0%)」「必要以上に謝る(19.0%)」と続いた。「決定が遅い」事例としては、「社長が出ている商談の場で、相手はその場で決定を求めているのに持ち帰りますと言っていた」、「ビジネスチャンスが向こうから転んできたのに意思決定プロセスが長すぎ、チャンスを逃したこと」などが挙げられた。そのほか、「偉くなればなるほど打合せが増える」「電子化の時代に、いまだにビジネス書類において朱肉での印鑑の価値が高すぎる」「検討します」で物事が進まない」といった意見も寄せられた。

75.2%が、結婚するなら「日本人男性」と回答

「結婚するとしたら、日本人男性/外国人男性どちらを選びますか?」

最後に、自身のパートナーには、日本人男性と外国人男性どちらを選ぶのか質問したところ、「日本人男性(75.2%)」「外国人男性(24.8%)」となり、7割以上が日本人男性を選ぶと回答した。その理由として、「細かいことまで説明しなくても理解してくれるから」「自分と家族だけではなく、親戚同士の付き合いが楽」「言語、文化、習慣が同じ相手の方が、よりお互いを理解し合えるように思うから」といったコメントが寄せられ、外国人男性とは"言葉や習慣の壁"がネックになると考えていることが伺えた。

一方、外国人男性と結婚したい人からは、「英語スキルと異国文化との交流」「愛情表現が豊かだから。大事にしてくれる」「どんな子供が生まれるか面白そう」など、新しい世界を開くことに前向きな意見が寄せられた。(「LiB」調べ)